「残るもの」って聞かれたら、たぶん私は「疲れ」って答えます。
最初に言っておくと、ネガティブな話をしたいわけじゃないんです。むしろ逆で。
ロリィタで出かけた日は、いつもより身体を使います。服の締め付けが少しあったり、綺麗に見られたいから姿勢に気をつけたり。座っていても立っていても歩いていても、どこかに小さな意識が乗っている。
普段は家で過ごす時間が長いぶん、外に出た日は足がパンパンになりやすいし、肩もいつもより凝ります。
だから、帰って部屋着になったあとに残るのは、だいたい疲れ。
でもね、その疲れが私は嫌いじゃないんです。
足がいつもよりパンパンだと、「あー、今日は結構歩き回ったな」って思い出します。肩がいつもより凝っていたら、「今日は一段と姿勢に気をつけられたかも」って、ちょっとだけ自分を褒めたくなる。
疲れって、しんどさだけじゃなくて、その日を確かめるための“痕跡”みたいなものなんだと思います。楽しい一日ほど、ちゃんと身体に残るんですよね。
そして、その疲れと向き合う時間がまた最高で。
帰って、メイクを落として、髪もさっぱり洗って、湯船に浸かる。そこで全身がふわっと緩む瞬間に、「あー、いい一日だったな」って自然に思うんです。
疲れているときほど、湯船の気持ちよさってすごく感じません?
私はあれが好きで、あの時間があるから「今日もちゃんと楽しめた」って着地できる気がします。外に出て、疲れて、でも満たされて、最後にゆっくりほどけていく。私にとっては、それが一日の締めくくりです。
だから「残るもの」は疲れ。
でもその疲れは、楽しかった記憶を呼び起こしてくれるトリガーで、そしてそのあとに待っている“ほどける時間”まで含めて、ちゃんと幸せに繋がっていく。
出かけたあとの疲れすら、ちょっと気持ちいいと思える。そんな幸せを味わえる人が増えたら嬉しいです。


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