疲れやすい私の、ロリィタの楽しみ方

私はもともと、疲れやすい性質です。
それは、誰かと一緒に出かけたときだけじゃなく、
ひとりで楽しく外に出ている日でも変わりません。

ロリィタの装いでお出かけして、
「楽しかったはずなのに、なんだか少し疲れたな」と感じる日は、確かにあります。
それは大抵、みんなと別れて、一人になった帰り道。

駅のホームや電車の中で、私はすぐイヤホンをつける。
マスクをして、外との距離を取って、自分の世界に戻る準備をする。
今思えば、あれは暇つぶしというより、殻にこもるための動作なのかも。

不思議だけど、
「楽しい」と「疲れた」は、ちゃんと同時に存在します。
どちらかが嘘なわけじゃないし、
どちらかが間違っているわけでもない。

外に出て、人と会って、装いを楽しむ。
その時間は確かに楽しい。
でも同時に、心のどこかでは静かに消耗していて、
一人になった瞬間に、ふっと力が抜ける。

それでも私は、出かけることをやめたいとは思わない。
疲れると分かっていても、外に出る。
楽しいかもしれない可能性を、最初から手放したくないから。

クラロリは少し目立つ格好だけれど、思っているほど、誰かに見られているわけじゃない。
奇異の目で見られることも、ほとんどない。
世界は案外、静かです。

もしかしたら、私自身が殻にこもっているから気づいていないだけかもしれないし、
私の生活圏が、たまたま生きやすいだけかもしれないけれど。
それでも、「誰も私を気にしていない」という感覚は、私を少しだけ楽にしてくれます。

ロリィタでいると、
いつも元気で、いつも楽しくて、
ずっと笑顔でいられなきゃいけないような気がする瞬間があります。

でも実際は、
楽しい日もあれば、疲れる日もある。
楽しいからこそ疲れる日だって、ちゃんとある。

それでも私は、着たいと思う。
疲れる可能性があっても、
ひとりに戻る時間が必要だと分かっていても、
それを含めて「私の楽しみ方」だから。

ロリィタは、
いつも前向きでいるための装いじゃない。
楽しいと疲れた、その両方を抱えたままでも、袖を通していい装いなんです。

コメント